レセプションへの緊張のため昨日の日記さぼりました;

今日はいよいよレセプションの日です。

「レセプションの時間には行けないから」とお昼にわざわざホテルのオーナーさんとアルバイトの方が来てくれました。私も時間を合わせてギャラリーに行って色々と御意見を伺いました。オーナーさんは私なんかよりずっと立派な画家さんです。そういう人に私の貧弱な作品を誉めて頂ける事は本当に嬉しい事です。しかも、「この辺りに苦労した後が見える」とか見事に見抜かれたりするのでそれもまた楽しい経験です。
そのままお昼をまたシティベ−カリーで御一緒させて頂いて、ホテルに戻りました。スーツに着替え1時間ほど休んでから再出発。
いよいよだ!

実は今回の展示会は3月と4月にまたがっているため、Gallery Guideは4月号に広告が載ります。つまり今日のレセプションについては、全く告知されてないという事(^^; 果たして人が来るのだろうかと思ったのですが、でも流石はセーラム、心配には及びませんでした。
前回の時よりは少なかったものの、作品を見て下さった反応は今回の方が良かったです。

レセプションだと知らずに来た人が多かったせいなのか、前回のように言葉をかけてくる人は殆どおらず、ギャラリーのオーナーに「自分からアピールしなさい」と言われました。確かにこちらから話しかけると必ず質問が飛んで来ます。
言葉のサポートをして下さったHさんはカメラマンで、自分を売込む事にも慣れている人なので、通訳以外にマネージメントのような事までやって下さったお陰で、物凄く充実したレセプションでした。これ、もし一人だったらと思うとどうなっていた事か......(悪寒)。


絵を見ている人の会話を聞いていて一番良く聞かれたのが「ディテール」という言葉。これは私でも聞き分けられた(笑)。私にとっては一番見て欲しい部分でもあるのでその点にみんなが気付いてくれるのは嬉しいです。私の絵はチマチマ描いてる事以外に格別飛び抜けた何かがあるわけじゃないからね(笑)。

ただ1つ残念だったのは、去年の個展の時にお話をした人と御会い出来なかった事。前回お話をした人の顔は全て覚えているのですが、やはりレセプションの告知がされていない事が影響したのか誰もお見かけしませんでした。一言御礼を言いたかったなぁ。



本当に2時間なんてあっという間。咽がカラカラになって終了しました。Hさんが凄くお洒落でサービスの良いイタリアンレストランで豪華な食事(打ち上げ?)をして下さって、最高の1日になりました。
あ、そうそう。私達の席の斜後ろに女性とおじさん2人の3人組がいたのですが、この女性がず〜〜〜っと落ち込んでいて(最後には泣き出した)それを必死でおじさん2人が励ましてました。何があったのかとても気になって「仕事関係かも」「いや、恋愛だろう。不倫かも」などとコソコソ勝手に詮索してました(笑。
今回は一人食が多いだろうと諦めていたのに、色々な人と食事が出来て嬉しいです。やっぱりご飯は沢山で食べた方が美味しいよ〜。

こうやって毎回得るものが違うからどんな失敗も全然怖くないと思えるのですよ。何かを得るためにはまず動くこと。動かないで夢だけ語っても神様には届きません。
そして筒井はもっと英語を何とかしないと本当にどーにもならん事を痛感しました;


写真などは帰国してからアップします。←今となっては、この1文が悲しい.....(TT)。