e9995ce4.jpgさて本日は今描いている絵の内容について書きましょうか。

場面は「生田の森合戦(一の谷合戦の1部)」です。主人公、景季の父、景時の軍は50騎余りになってしまい撤退するのですが、その途中息子がいないのに気付いて単身引き返すと、兜を失い髷も落とされながら平氏の武者と1人で戦っている景季を見つけます。景時は戦いつつ自分の鎧を景季に着せて逃げました。これが有名な『梶原の二度懸け』。
実際は景季は崖に追い詰められているのですが、前にも書いたように景季は「箙の梅」で有名な事から、梅の大木を背中に戦う姿を描いています。

正月に帰省した際、「次のテーマを梶原景季にする」という話を歴史マニアの兄貴にしたのですが、兄貴もこの人物を良く知りませんでした。父親の景時はなんとなく......って感じでしたが。なので一般の人にとっては尚更良く分からない人物でしょう(笑)。でもNHK大河の「義経」にはきちんと登場していたらしいですよ(役者は小栗旬という人らしいです。美少年ですか?)。



ところで相変わらず重くて重くてストレスいっぱいの作業が続く。時々「メモリ不足でこの処理を実行出来ません」と泣き言を言うのですが、「いや、お前なら出来る!」と言って再度同じ命令を出すと、殆ど問題なく処理します(笑)。誉めて育てろ!